やる気と元気

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大谷翔平がドジャースへ これからの10年について

まったくこのエントリーは野球に関する内容ではなくて、わたし個人の人生観についてである。

大谷翔平エンゼルスからドジャースへ移籍することが発表された。
10年契約7億ドル(日本円でおよそ1015億円)というプロスポーツ史上最高金額の契約と言われている。

金額の大きさもさることながら10年という契約期間の長さに個人的にはインパクトが大きかった。
しかも10年の途中で契約破棄できない、「オプトアウトなし」の契約とのこと。

https://full-count.jp/2023/12/10/post1484469/

大谷翔平は1994年7月生まれ、わたし自身は1995年10月生まれである。
彼の人生とわたしの人生とではまったく重なるところはないけれど、年齢が近いというだけで少し親近感はある。

自分の人生を考えてこの先10年間何をしているのかまったく想像がつかない。
目の先2年だとしてもどうなっているかわからない事柄が多すぎて、楽しく過ごす日々の中でも急にどうしてよいかわからなくて胸が苦しくなることがある。
妊娠出産、それに伴う仕事、住まいのことがいまのわたしにとっては、どうしてよいのかわからないしどうなるのかも不確定で不安で仕方がない。
1週間前に考えたことと、今日考えていることも違うし、またこの先に考えることも違うんだろうなと思う。
いろんな選択肢が目の前にあって、それを選んだ先にもまた選択肢や予想もつかない出来事もあったりするんだろうと思うと、皮算用でしかないけれどクラクラしてしまう。

対して大谷選手はトップクラスのプロスポーツ選手なわけだけど、今シーズン少し日本のプロ野球を見ていただけでも、1シーズンコンスタントに野球をし続けるだけでもかなり過酷だと感じた。
怪我をせずに身体を動かして、そして結果を出すというのを繰り返すことがどれほど大変か。
しかも大谷選手はピッチャーとバッターの二刀流で他選手と比べて故障の心配は大きい。
来年30歳になる大谷選手はこれからの10年、さらに飛躍していくのだろうか。
一般的な野球選手として30代半ばくらいでかなりのベテランだと思うし、そこから40歳になるまでもパフォーマンスを維持できるのか。

長期の契約が、煩雑さを減らして野球に専念できるというのはあると思うけれど、縛られてしまう側面が自分に置き換えてみると(これはまったく意味のないことだけど)、とても苦しい。
個人の気質や価値観、目指すべきものによるので何とも言えないけれど。

30歳にとっては10年といえば人生の1/3だし、大人として過ごした時間とほぼ同じ期間なのでとっても長く感じるけれど。
10年後の40歳になったときはあっという間に感じるのかしら。

大谷選手の10年契約から、自分のこれからの10年に思いを馳せる日曜日でした。


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